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大学受験勉強にはオリジナリティなど不要

大学受験勉強にはオリジナリティなど不要なのだが、ここでもう一度その点について強調しておきたい。これまでにさんざん数学の解答の暗記を勧めてきたが、これには勉強の効率を高めることのほかに、もう一つの実際上のメリットがあるのだ。模擬試験の採点というのは、かなりの比率で学生アルバイトがやっている。彼らは、数学などの膨大な数のテストを採点するとき、一応、やり方も見る。というのも、駿台模試なんかだと、問題数が少なく、レベルが高いので、正解の○×をつけるだけでは平均点も下がるし、なによりも差をつけられないのだ。そこで、採点者に望まれている解答は「解答の丸暗記」なのだ。解答が間違っていても、途中までやり方が合っていれば部分点をつける。その場合、このやり方が模範解答に近いものだと、部分点は多くなる。ところが、自己流だと、たとえ実際には計算ミスさえしなければ正答を出せる方法でも、面倒くさいので○点をつけてしまうことが多い。いちいち、そのやり方で答えが出るかを検討していたのでは、採点に時間がかかりすぎるからだ。これは、アルバイトだからというかもしれないが、採点に要する期間から考えて本番の入試の採点も同じようなものだろう。違うとすれば、あらかじめ用意しておく模範解答のパターンが少し多いくらいのものだろう。

欠席することは月謝の一部を捨てている

教科別に、子供の弱点や得意なところを的確に指摘してくれる予備校もあります。きめ細やか授業を行っている地域に密着した予備校や、コンピュータを導入して、子どもの成績管理をしている大手の総合予備校などでは、どこが苦手で、どのような学習方法がいいのかをアドバイスしてくれるところも多くあります。個人面談のときは予備校での子どもの様子を開くだけでなく、家での勉強及び生活態度もよく話しておくとよいでしょう。あらかじめ質問したいことはメモしておくことです。また、父母懇談会などでは、予備校の基本方針や、予備校での様子、これからどのように学習していけばよいかなどの話か必ず出ます。欠席することは月謝の一部を捨てていることに等しいと思ってください。

個別指導塾の責任にするのは考えもの

個別指導塾に通わせていても成績が下がる場合もありますが、その原因は普通は個別指導塾だけにあるものではありません。時期的なものや、学習方法のまずさや、心理的なものなどさまざまな原因があるはずです。まずそれを解決するいちばんの方法は、個別指導塾の責任者(室長または個別指導塾長)に会うか電話をして実情を詳しく話してみることです。成績の下がった生徒をそのままにしておく個別指導塾などはありませんから、何らかのアドバイスをしたり措置をとってくれるはずです。短絡的に成績の低下を個別指導塾の責任にするのは考えものです。ここで一般論ですが、成績の下がる時期は、小学校から中学校へ上がる間です。小学生までの学習内容(中学受験の場合は除く)と中学生の学習内容にギャップがありすぎるため、授業に追いついていけない生徒が出てきます。

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